信州大学教育学部における心理科の構成

信州大学教育学部では、現代教育コース発達・教育心理ユニットと、心理支援教育コースの2つのコースで心理学が学べます。心理学を専門に学ぶことは共通ですが、現代教育コースは次世代に求められる新しい教育を中心に、心理支援教育コースはいじめや不登校などの心理的な支援を中心に学ぶカリキュラムを組んでいます。


受験情報

受験についての詳しい情報は、教育学部ホームページをご覧ください。

例年、夏休みにオープンキャンパスを実施しています。学年や既卒生、県内外問わず、是非ご参加ください。オープンキャンパスについての情報は、教育学部ホームページをご覧ください。


心理学を学びたい高校生へのメッセージ

文系・理系にかかわらず、「教養」が大事です

心理学が対象とする領域は多様で、高校までのすべての教科に関連しています。

大学で心理学を勉強したい場合、文系・理系という区分にかかわらず、高校で幅広い教科について学び、教養を高めておいてください。心理学は一般的には文系と言われますが、理系的素養も必要です。たとえば、心理学では統計学を学ぶことが必須ですが、その中では数学を使ったり、コンピューターを使ったりすることが必要です。一方で、文系的素養も必要です。実験の報告書を書いたり、英語の文献を読みこなす力も必要です。

現代教育コース、心理支援教育コースともに、文系・理系のどちらでも受験できる体制を整えています。なお、受験科目については年度によって変更される可能性がありますので、該当する年度の受験要項を必ず確認してください。

他の大学・学科と比較してみてください

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心理学を学ぶことができる大学はたくさんあります。各大学・学部で、さまざまな特徴があります。本学部は、教員養成を目的とした教育学部です。そのため、学校教育を重視しているという特徴があります。

心理学を学ぶことができる大学は、それぞれ様々な特徴を持っています。そこで、是非、他の大学・学科の特色と比較し、自分が学びたいことに本学部が合っているか、考えてみてください。その上で、本学部が適切であれば、是非受験してください。みなさんの将来を応援します。


よくある質問と回答

カリキュラムに関する疑問

Q.現代教育コースと心理支援教育コースで迷っています

A.中心的に学びたい領域を考え、選択してください。現代教育コースは、次世代に求められる新しい教育を中心に学びます。発達・教育心理の他に、ICT活用、異文化間教育、アクティブラーニングといった近年重視されている領域や、それらのベースとなる教育実践科学の領域も合わせて学びます。心理支援教育コースでは、いじめや不登校などの心理的な支援について学びます。教員免許取得のための教育実習の他に、心理支援教育に関するコース独自の実習があります。

Q.大学院に進学できますか

A.大学院への進学はもちろん可能です。信州大学教育学研究科では、教職大学院、学校教育系の大学院、臨床心理士指定の大学院を用意しています。信州大学教育学研究科に進学の場合、現代教育コースは高度教職実践専攻(教職大学院)または学校教育専修、心理支援コースは臨床心理学専修を想定していますが、異なった進路も可能です。また、他大学の大学院進学も、希望に合わせて積極的に支援します。

Q.どのような教員免許が取れますか

A.現代教育コース、心理支援教育コースともに、小学校教諭1種免許状の取得を保証したカリキュラムを組んでいます。希望に応じて、中学校、特別支援学校、幼稚園、高等学校の免許状が取得可能です。ただし、小学校教諭以外の免許状については、受け入れキャパシティや時間割の関係上、取得を保証するものではありませんのでご注意ください。中学校の免許をどうしても取得したいという場合は、教科を専門とするコースへの進学をお勧めします。また、特別支援学校の免許をどうしても取得したいという場合は、特別支援教育コースをお勧めします。

Q.臨床心理士の資格は取れますか

A.臨床心理士の資格は、原則として大学院を修了することが必要ですから、本学部を卒業するだけでは取得できません。本学大学院教育学研究科学校教育専攻臨床心理学専修は、日本臨床心理士資格認定協会が認定する第1種指定大学院ですので、進学して臨床心理士資格の取得を目指すことも可能です。臨床心理士および指定大学院についての詳しい情報は、臨床心理士資格認定協会のページをご覧ください。

受験・入学にあたっての疑問

Q.統計学やコンピューターを使うと聞きましたが、数学ができないと困りますか?

入試を突破する学力があれば十分です。入学後は、もちろん必要な勉強はしてもらいますが、数学が苦手でも十分についていけるカリキュラムです。高校時代には、国語、英語、数学を中心に、まんべんなく教養をつけておいてください。

Q.英語ができないと困りますか?

入試を突破する学力があれば十分です。心理学を学ぶ上で最も大事な英語力は、英語で書かれた心理学の専門書を「読めること」です。特に大学院に進学したい場合、英語を読めることが必須です。とは言っても、専門書で使われる英語は、文法的に平易で、使われている単語も限られるので、努力すれば誰でも読めるようになります。近年では英語を話し、聞くことも重視されています。英語の勉強は継続性が重要ですから、現在の力にかかわらず、大学入学後も継続して勉強をしましょう。高校時代には、国語、英語、数学を中心に、まんべんなく教養をつけておいてください。

Q.心理支援がしたいので、臨床心理学を中心に学びたいのですが?

心理支援のためには、臨床心理学だけではなく、心理学全般に対する知識が必要です。さらに、それ以外の学問も含めた幅広い教養が必要です。本学では、このような考えに基づき、基礎的な心理学を重視したカリキュラムを組んでいます。臨床心理学やカウンセリングに関する勉強をする機会はもちろんありますが、幅広い教養を身につけてほしいと思います。

Q.教育実習で母校に行けますか?

原則として、教育実習は附属学校園で行いますので、母校に行くことはできません。3年次に附属長野小学校または附属松本小学校での教育実習が必修です。希望に応じて、4年次に附属長野中学校または附属松本中学校で教育実習を行います。

学生生活について

Q.アルバイトはできますか?

学業優先が原則ですが、可能です。社会勉強にもなります。教育関係(家庭教師、塾講師など)、飲食店が多いようです。

Q.ボランティア活動はできますか?

教育学部ということもあり、教育関係のボランティア活動を行っている学生が多くいます。勉強になりますので、積極的に参加してください。

Q.留学はできますか?

大学を挙げてバックアップする体制が整っており、実際に留学する学生もいます。

Q.部活動、サークル活動はできますか?

多くの学生が部活動、サークル活動をしています。新しいサークルを自ら立ち上げる学生もいます。

Q.大学の雰囲気はどうですか?

少人数制を基本としていますので、中学や高校のクラスのような雰囲気があると思います。学年を超えた交流が多いことも特徴で、心理学のレポートの書き方や、就職・大学院の試験勉強の仕方など、先輩に気軽に質問できます。

Q.松本市内、長野市内の交通環境はどうですか?

松本市内、長野市内ともに市街地に近く、多くの学生は徒歩、あるいは自転車、バスを利用して生活しています。松本キャンパスは松本駅からバスで約15分(200円)、長野キャンパスは長野駅からバスで約10分(150円)の便利な場所にあります。両キャンパスとも、駅からの路線バスが頻繁にあります。松本市内、長野市内ともに、大学近辺は路線バス網が充実しています。自転車や徒歩でも十分に生活できます。

Q.松本市内、長野市内の住宅環境はどうですか?

松本キャンパス、長野(教育)キャンパスともに、周辺に学生用アパートが充実しています。家賃は、ワンルーム、バス・トイレ付きで1ヵ月30,000円から50,000円程度の物件が多数あります。また、両キャンパスともに、学生寮に入寮することも可能です。家賃は都市圏にある大学よりも安く、比較的余裕ある生活をすることが可能です。

Q.東京など、都市圏までの交通環境はどうですか?

東京、名古屋が日帰り圏内です。1年生の松本キャンパスでは、最寄りの松本駅から、東京へは特急でおよそ2時間半、名古屋へは特急でおよそ2時間です。2年生以上の長野(教育)キャンパスでは、最寄りの長野駅から、東京へは新幹線でおよそ1時間半、名古屋へは特急でおよそ3時間です。特に、長野駅から東京へは1時間半ですから、東京郊外の大学と比べれば、都心は意外と近いと言えます。

また、松本、長野から、東京、名古屋、大阪、新潟などへは高速バス網が整備されており、経済的な移動も可能です。特に、東京へは頻繁にバスが出ています。空路は、羽田空港、成田空港、中部国際空港、信州まつもと空港などを利用することになります。都市圏に住むことに比べて移動はやや不利ですが、自然豊かな環境に住みながらということを考えると、交通環境は比較的恵まれていると思います。

Q.冬は寒いですか?

確かに寒く、気温が氷点下に達することもあります。しかし、暖房があれば問題ありません。雪も降りますが、大学周辺では歩けないほど積もることはありません。除雪体制がしっかりしているので、生活上の問題はありません。

Q.夏は涼しいですか?

東京や大阪に比較すると若干気温は低いですが、夏の日中は30度を超え、暑い日が続きます。しかし、朝晩は比較的涼しくなることが多いです。

Q.スキー・ボードやキャンプを楽しめますか?

信州は自然環境が豊かで、スキー・ボードやキャンプを楽しむことができます。志賀や白馬などの観光地が日帰り圏内です。志賀高原で行う授業もあります。